会社設立の基本方針

「自立したエンジニアのための会社組織を作る」

1. 所有と経営を一致させる
2. 経営方針や主要な決定事項は株主総会で決める
3. チーフエンジニアは株主となり会社経営に参画する
4. 監査機関としては会計監査と業務監査の２つを設置する
5. 業務監査の主たる目的はコンプライアンスの確保とする

なぜ、株式会社なのか？

　理念がある以上、これは、自明な事です。理念達成の前に、個人としての限界が来る可能性があります。また、たとえ理念を達成したとしても、継続できなければ、事業自体の意味がありません。従って、事業自体に永続性が必要になり、同じ理念をもったパートナーの存在が不可欠になります。よって、法人格が必要になる訳です。

　この問題は迷いました（詳しくは、ブログ「社時社報」をご参照下さい）が、以下の理由によります。

• 非公開株式会社を利用する事により、株式会社でも合同会社の理念に近い機関設計ができる。
• 日本の合同会社は、米国型LLCのような税制上の恩典もなく、設立費が安くできる以外の意義を合同会社に見出す事ができなかった。
• 合同会社の利用法は、むしろプロジェクト型の利用に限定し、弊社においても、母体となる株式会社が法人格をもって合同会社の業務執行社員になる形態を取る方が良いと考えるに至った。