株式会社ソフィス - Software Design Office -
「ソフトウェアの設計・教育・実装」を営業品目としているソフトウェア設計事務所です
Top | 会社概要 | 代表プロフィール | 所在地 | 事業案内 | 社事社報 | SiteMap

9月の理(ことわり) 【実を見て木を知れ】

()を ()()を ()
The tree is known by the fruit

実を見てから木の質を判断せよ。 結果を見ないうちに物事判断しない方が良い事の喩え。

 今年の米の作況は、全国的に見て「平年並み」か「やや良」だそうです。我が家でも、先週に稲刈りを終え、上々の作況に満足しています。(昨年の作況が悪かっただけに一入(ひとしお)です)

 全国的に見て「平年並み」だからと言って、我が家がどうかかは、収穫して見ないと分かりません。稲刈り直前に「多分、今年は平年並みだ」と言っても大した意味はありません。後数時間すれば、答えがでるのです。待てない時間ではありません。

 待てないわけでないのに、結果や事実を見ないで物事を判断しようとする人がいます。そうゆう傾向の人は、論理的な人ほど多いいように思えます。「多分・・・だ」「恐らく・・・だ」「一般的には・・・だ」と自己の範疇のみで物事を推測し判断する人。あなたの周りにもいますよね。斯く言う私もその1人ですが・・・。恐らくその人は、自分で結論付ける事によってひと時の心の平静を得ているのでしょう。

 特に、「一般的には・・・だ」と言う言葉は、私の一番嫌いな言葉です。個々の問題を判断するのに「一般」とか「普通」とか「平均」とかは意味がありません。それは、確率論だからです。きちんと問題にするには、「Aの場合はこうで、Bの場合はこうだ」と大よそのケースを挙げ、それについてのそれぞれを推測すべきです。単に「一般的には・・・だ」とか「普通は・・だ」だけで片付けるのは余りに無理があると思います。

 いずれにしても、結果を待てるなら、結果を見てから判断するのが一番です。でも、言いたくなるのですよね。「普通は・・・だ」と。これは「思考の老化現象」です。面倒でもきちんと議論しましょう。エンジニアなら特に ・・・ 私も気を付けます。

カテゴリ

,

コメントする

会社案内

  • 会社概要
  • 代表プロフィール
  • 所在地

事業案内

  • ソフトウェア受託開発
  • OSS活用支援サービス
  • IT・プログラミング教育
  • システム設計相談

Links

  • スペシャル サンクス
  • サンライト・
    プログラミング教室

About Us

  • お問い合わせ
  • 求人情報
  • 個人情報保護方針
  • サイトマップ
このサイトを購読する このサイトを購読する

最近のツイート