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山本五十六に学ぶ現場の教育

 今季限りで退任する楽天の野村監督が

財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上

と言っていました。この言葉の出典は、誰だろう?興味を持ち調べて見ました。それは、後藤新平でした。彼は明治~昭和にかけて生きた政治家ですが、満鉄の初代総裁を勤め、国内の鉄道整備に大いに貢献した人物です。彼は、また、拓殖大学学長やボーイスカウト日本連盟の初代総長を勤めたりしていました。このことからも後藤新平の人材教育に対する思いが伺い知れます。

 野村監督や後藤新平の言葉を引き合いに出すまでもなく、人材教育の重要性は誰しも分かっている事と思います。特に、部下を持つ上司や子育て中のお母さんは、切実な問題として教育の難しさを痛感されている事でしょう。そして、

  • どうしたら上手に教える事ができるの?
  • どうしたら自分の事、聞いてくれるの?
  • そもそも、「教える」ってどうゆう事?
などの声が教育の現場から聞こえてきます。

 私は、これらの答えを、山本五十六が残した言葉の中に見つけ出しました:

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ

この言葉を聞いて「身につまされる」思いがするのは私だけでしょうか?この言葉を聞いただけで、山本五十六の教育に対する苦心が計り知れます。生死を賭けた実戦部隊の長、連合艦隊司令長官の彼をしてこのように言わしめるのですから、教育にとって、「褒める」という事は本当に大切な事だと痛感させられます。「褒める」「任せる」「信頼する」は皆「やる気」の源(みなもと)ですから。

 ちょっと待って下さい。でも、何を褒めるのですか?結果ですか?でも結果に失敗していたら何を褒めるのでしょうか? ・・・ と疑問が残ります。実は、「褒める」のは結果でなく、「させてみせて、した事」を褒めるのです。した結果が成功しても失敗しても、「よくやったね!」と褒めます。仮に結果が失敗していても、それは教え方が悪かったのかもしれないからです。この認識は特に重要です。この場合、指導者はもう一度「言って聞かせて」の部分を再検討する必要があるのです。このような観点からも、「教育」とは本当に「共育」だということがよく分かります。
改めて、山本五十六の残してくれたこの言葉に感謝です。

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