株式会社ソフィス - Software Design Office -
「ソフトウェアの設計・教育・実装」を営業品目としているソフトウェア設計事務所です
Top | 会社概要 | 代表プロフィール | 所在地 | 事業案内 | 社事社報 | SiteMap

「習う」と「学ぶ」

 昨日、小学1年生になる愚息が学校の担任の先生に「〔学ぶ〕と〔習う〕はどこがちがうの?」と質問したそうです。と言うのも、校歌に次の一節があったからです。

 ・・・
誠捧げて共に学び 共に習う
日高 日高 楽しき我が故郷
 ・・・

担任の先生は、「〔習う〕は人のことをまねする事」「〔学ぶ〕は自分で勉強する事」と教えて下さったそうです。内心、本当に良い先生に担任になってもらって良かったと思いました。素晴らしい教え(言葉)です。そして、私も少し、「〔学ぶ〕と〔習う〕」について考えて見ました。

 弊社ではプログラミング教室を運営しています。例年4月は希望者が多く、今年も4名問い合わせがあり、内3名の方は既に来られています。

プログラミング教室に限らず、通常、○○教室の場合、「○○を習いに行く」と言います。そろばん、習字、英会話、パソコンなどが代表格でしょうか(いわゆる、習い事です)。では、このような場合、なぜ「○○を学びに行く」と言わないのでしょうか?「そろばんを学びに行く」と言う子はいませんよね。この表現だと、何かそろばんの歴史や構造を勉強しに行くように聞こえます。

思うに、息子の担任の先生がおっしゃったように、人に「習い」、自分で考えこれを「学ぶ」。これがが勉強の基本かと思います。「習う」とは手本となる人がいて初めて成立する行為であり、「学ぶ」のは自分一人でもできます。ただ、一般には、

(学ぶ) ⊃ (習う)

と言う関係があり、「学ぶ」は「習う」も含んだ表現だと思います。

 プログラミングの格言に、次のようなのがあります:

「可能な限り、コードを盗め」
Whenever possible, steal code. -- Tom Duff

既にあるものは可能な限り使うべきです。先人の書いた偉大なコードは大いに再利用すべきです。

プログラミングに挫折した方、「学ぶ」ことだけをしてませんでしたか?人に「習い」ましたか?まずは、先輩や先生に習って、最初のうちは、徹底的に人まねをしましょう。自ら創造するのはその後でも遅くはありませんから。

カテゴリ

コメントする

会社案内

  • 会社概要
  • 代表プロフィール
  • 所在地

事業案内

  • ソフトウェア受託開発
  • OSS活用支援サービス
  • IT・プログラミング教育
  • システム設計相談

Links

  • スペシャル サンクス
  • サンライト・
    プログラミング教室

About Us

  • お問い合わせ
  • 求人情報
  • 個人情報保護方針
  • サイトマップ
このサイトを購読する このサイトを購読する

最近のツイート